私の投資のコア部分を担っている
ウェルスナビ ですが、
顧客投資家のために
たくさんの頻度でセミナーを実施しています
初心者投資家向けのセミナーがメインではありますが
ウェルスナビ が掲げている
長期投資 のこと
コアとサテライト投資についてなどを
CEO柴山さんから直接詳しく聞けるチャンスだと思い、
セミナーに参加してきましたので、
その内容についてピックアップして
記事にしたいと思います
ポイント
参加したいのであれば、即予約推奨です
セミナー開催場所の本社へ!
今回の開催場所は、
ウェルスナビ 本社の渋谷での開催でした
ヒカリエのすぐ近く
セミナーとはいえ本社に訪問出来るのは
ワクワクです
従業員数が100人にも満たない会社
であるため、小さなオフィスでした
しかしながら、
この小さな会社が巨額の資金を
集め、動かし、
日本のロボアドバイザー業界を
牽引し走っているのは驚きですね
ロボアドバイザー業界の立ち位置
現在ロボアドバイザー業界において
首位を独走している
ウェルスナビ ですが
常にトップを走っていたのではなく
当初は楽ラップ、TEOのほうが
ユーザーが多かったこという
説明がありました
2018年から参入した
若輩者の私としては
てっきり、ロボアドバイザーのパイオニア的な存在で、
最初からNo1で独走状態だったと
思い込んでいましたが
そうではなく
アプリのインタフェースの利便性などを
改善し、企業努力を重ねた結果
他社を引き離しトップに登りつめたそうです
このエピソードからも
顧客視点でサービスを提供しているということが再認識できますし、
今後の改善にも期待です!
ピケティ 格差論と「r > g」について
トマ・ピケティが著作「21世紀の資本」で提唱した
『r(資本のリターン)>g(経済成長率)』を
ご存知でしょうか?
柴山さんはこの考えをもとに
ウェルスナビ のサービスを考えたそうです
具体的にどういうことかというと
現状の資本主義世界は『r』と『g』にわけることができます
『r』は資本のリターン = 『富裕層』
『g』は経済的成長 = 『大多数の人』
『r』は年4から6%の成長率であり
『g』は年3から4%の成長率である
『r』と『g』の差は最大年3%です
複利で考えると3%は非常に大きな差であることがわかると思います
説明が難しく、分かりづらいかもしれませんが
つまりすっごく簡単に言うと
資本主義は一部の富裕層が得し
社会格差がどんどん広がる世の中である
と提唱しているのです
メモ
ピケティは格差拡大をなくすため
富裕層への増税を提案したそうです
じゃあ平民は平民のまま
ずっと富裕層に搾取されるだけなのか?
違います!
平民でも『r』の世界に入る方法があるのです!
それが長期投資であり、ウェルスナビ の
目指すところなのです
成長を続ける世界経済に
長期投資をすることで
富裕層との最大3%あった差を縮めることができ、
『r』世界に乗り込み、資産形成という
成果を得られるということだそうです
この事実、
長期投資について、お金について
もっと早く学びたかった
なぜ日本は、こんなにもお金について学ぶ機会が少ないのでしょうかね?
大学の経済学部に行かなくても、
義務教育の必須単位に
採用して欲しいぐらいです
買い付け時期、つみたて頻度による差異は?
ウェルスナビ では
リスクを分散するために
定期的な積立による
長期投資を推奨しています
今までは積立頻度設定にて、月1積立設定
しか選べなかったのですが
つい最近のアップデートで、月複数回の
積立が選べるようになりました
つみたて投資界隈では、
時期の究極分散の形として
毎日買い付けを推奨しているブログが
多々あります
が、
柴山さん曰く、短期では運用成績として
リターンに差は発生するが
長期運用観点の場合、頻度が
毎日だろうが月単位だろうが
最終的なリターンは変わらないと述べていました
また長期投資を続けることの方が大事!
続けるにあたり自分がストレスにならない
頻度にてやればいいとのことです
確かに数十年という大きなスパンで運用すると考えると
月単位だろうが、毎日だろうが誤差のレベルですね
ポイント
●長く続けることが一番重要!
ポートフォリオについて
ウェルスナビ はバンガード社のETFが
ポートフォリオの大半を占めています
これは
- コスト(効率性)
- 純資産総額(安定性)
- 指数連動性(正確性)
に則して、選んでいるそうです
なおバンガード社にはREIT(不動産)のVNQという商品もあります
しかしウェルスナビのREITはIRYを選択しています
何故これはバンガード社のものではない?
と疑問持たれる人もいると思います
(私はそうでした)
これは経費率が低いため、
外国投資信託として
届出がされていないからだそうです
また国債はポートフォリオには現在米国債しかありません
ウェルスナビ 立ち上げ時には
アジア圏などの国債も入れようと検討をしたようなのですが、
政府による不正流用などに利用されている
国もあり、信頼性が低いため、
信頼性が高い米国債に絞ったとのことです
ポイント
●大型で安定的なETFを選択
ウェルスナビの手数料について
ウェルスナビ は預かり資産に対し
年1%の手数料だけがかかります
口座維持費やETFの買い付け手数料は発生しません
これはウェルスナビ 社と
投資家の利益の方向性を一緒にするためだそうです
ウェルスナビ に投資している
投資家が運用益を上げていけば、
その分ウェルスナビ 社も手数料として利益を獲得出来る!
投資家が儲かっていなければ、
どちらも利益が減る
向いている方向が一緒です!
買い付け手数料にて利益を得る
ビジネスモデルの場合、
相場次第ではお互いの利益の方向性が逆になるパターンがあります
運用会社と投資家が同じ方向を目指して
歩いているのは、win-winの関係であり
長期投資する対象としては
安心ポイントになりますね!
ウェルスナビ の将来
まだまだ成長過程にあるウェルスナビ ですが、
運用実績、預かり資産数が増えてくると
つみたてnisaなどにも採用される可能もあるとの発言がありました
つみたてnisaに採用される=国から認められた
ということになり、
そうなれば信頼度が格段にアップし
ユーザー拡大につながりそうですね
他にもいろいろな改善や
マメタスのような
ウェルスナビ と連動する
新しいサービス提供などあるかもしれません
今後もウェルスナビ から目が離せられませんね
ウェルスナビ社が株式上場するなら
株を買って、株主として応援したいですね
今回のセミナーは
初心者向けのセミナーではあり
易しい内容ではありましたが、
参加するに値するモノだったと思います
HPなどネット上には、情報はたくさん記載されていますが
より詳細に派生する様々な情報も聴けますし
何よりもサービス提供元の顔が見えると
資産を預ける身として、安心感が高まりますね!
また中級者向けセミナーなどがあれば
是非参加して、記事にしたいと思います!