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自転車保険の加入義務化とは?火災保険があれば加入は不要!


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全国的に自転車保険の加入義務化が広がっています。私が住んでいる神奈川県でも2019年10月に義務化となりました。また東京都も2020年から義務化となります。

一部地域では義務化となりましたが、みなさんどこまでこの義務化を理解しているのでしょうか?ちなみに私は、そもそも施行されたことを10月末まで知りませんでした。

今回はまだ加入していない人、加入を検討している人向けに自転車保険とは?義務とは?罰則、罰金はあるの?オススメの保険は?様々な疑問についてまとめてみたいと思います。

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自転車保険加入の義務化とは?

2013年に子どもが運転する自転車が高齢者と衝突し、高齢者の意識がもどらない重体となりました。

また高齢者の家族から、子どもの家族は損害賠償訴訟で9500万もの高額賠償金を命じられました。

参考:母親驚愕 「息子の自転車事故の賠償金9500万円」(cyclist)

そんな高額な賠償金払えない!

凄い金額ですよね。いきなり一億近い借金が出来たら、一般家庭は再起不能です。

この事件により自転車事故のリスクが世間で注目を集めるようになり、対策として平成27年に兵庫県が初めて条例にて自転車保険加入の義務化を発表しました。

そしてそれが他の各自治体にも広がり、東京都でも2020年に施行される予定です。

最終的には全国共通で自転車保険の義務化がなされでしょうね

 

義務化した自治体

出典元:LINK SOLUTION Corporation

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義務化した内容

自転車保険加入を義務化といっても、保険なのだからいろいろなオプション、メニューがありますよね?

結局、どんな保険に加入することが義務化されたのでしょう?

義務化とされている対象は、対物対人の損傷責任保険です。

具体的には対人は9500万の事故のように、人に衝突して怪我を負わせた際の賠償金を保険会社が補償してくれる保険、

対物は、高級車などのモノに自転車が衝突して傷、へこみをつけてしまった際の賠償金を補償してくれる保険です。

つまり、他者、他者のモノに対して損害を与え賠償金を払わなければいけない場合に、賠償金を補償してくれる保険に入っておけば義務はクリアとなります。

なお自分の自転車事故による怪我、入院費用保証する保険は義務化ではなく、任意です。

罰則はあるのか?

現時点(2019年10月)では罰則はありません。

条例でも義務化とありますが、努力義務の位置づけであり、入らないからといって罰金をとられるなどの罰則は課せられていないのが現状です。

じゃあ、入らなくていいのか!と納得してはいけません。

保険加入制度の厳格化を検討している自治体もあり、今のうちに保険は加入しておいた方が良いと思います。対人対物だけであれば月数百円で入れますよ!

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オススメは火災保険で賄う

ではどの保険に入ればいいのか?

そもそも新たに自転車の事故用に新たに保険に入らなくていいかもしれません。それはなぜか?を説明します。

自身の家、分譲マンションをお持ちの家庭では火災保険に加入しているはずです。火災保険には特約(オプション)がありプラス数百円で対物対人賠償責任保証がつけれます。我が家では保険屋さんにお得だからと言って加入を勧められて、納得の上で加入しています。

しかも、該当特約は賠償責任保証が有効なのは家族全員です。

普通の保険であれば、契約は個人単位であり、補償単位も個人となりますが火災保険特約であれば、その保証対象が家族全員に及ぶためメリットがあります。包括して一括サポートしてくれる!

また値段も安いのもメリットです。高くとも月換算で100円ぐらいだと思います。

先ずはその特約が使えるのか?今一度、加入している火災保険の契約書を確認してみてみましょう。特約に入っていなければ、契約変更で賠償責任補償に加入できないか保険会社に問い合わせをしてみましょう。

なお火災保険を契約していない、家をお持ちではない家庭は、個別に自転車保険に加入を検討しましょう。

出典元:火災保険ホームページ.jp

なお、私は自身の自己入院保険は不要と考えます。対人対物賠償責任保険だけで充分です。

なぜなら義務化されていないからという理由ではありません。日本の国民保険は医療費の最大限度額が決まっていますので、そんなに医療費が高額になることはありません。

だから、わざわざ保険に入る必要はないと考えています。入院費を気にするのであれば、生活防衛資金として貯金をして現金を確保することをオススメします。

まとめ

  • 自転車に日常的に乗るなら保険に入ろう
  • 対物対人賠償責任保険だけで充分
  • 火災保険などの特約だけでも賄える

自転車保険の義務化について、そして火災保険特約の有効性が理解頂けたかと思います。

なお火災保険の対物保証の守備範囲は自転車保険に限っていません。もっと広いです。

契約によりますが、旅行先でカメラを盗まれた、壊したなどでも保証の対象となりますので、機会があれば有効に使いたいものですね。

少なくとも自分が加入している保険と重複するような保険には入らないよう、無駄にならないよう、保険契約をたまには復習しておいた方が良いでしょう。

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  • この記事を書いた人

kiyo

2018年から投資が趣味に加わりました。なお華の2018年年始参戦の出川組です。鋼のメンタルを武器に、含み損を取り返し 投資で1億の財産形成を目指します。趣味は投資と子連れ旅行!ブログでこれらを発信してきます。※株について考察を行っていますが、最終的な投資決定はご自身の判断(自己責任)でお願いします。 →詳しいプロフィール

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