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個別株

どうなるリミックスポイント(3825)今後の株価、業績を予想


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ビットコインが100万円代に復帰し、仮想通貨がまた伸び出したか?という時期に、BIT Pointにて約30億2千万もの流出が発生しました。

それにより、親会社のリミックスポイントはストップ安となりました。今後のリミックスポイントの株価、業績、はたまた倒産リスクを予想したいと思います。

 

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リミックスポイント 基本情報

先ずは、リミックスポイントの基本情報を見ていきましょう!

基本情報

会社名:リミックスポイント
業種:SIソフトウェア
会社概要:電気エネルギー、仮想通貨取引所、旅行、自動車事業
発行済株数:57,057,000株
売上:11,780百万円
経常利益:-1,710百万円
PBR:1.68倍
BPS:144.23
ROE:-19.8
ROA:-8.5
現在株価 :243円
従業員数:170人
株主優待:なし
配当(一株あたり):なし
※2019年8月1日時点

ブロックチェーンを使って世の中を便利にすることをミッションに掲げ、様々な事業を展開しています。

今回問題になったビットポイントもその一翼です。

出典元:リミックスポイント

しかし見ての通り、非常に業績が悪いですね…。
2019年3月の決算内容をみても、主要4事業のうち半分が赤字です。(黒字はエネルギー、自動車)

出典元:リミックスポイント

特に仮想通貨業績が、2018年3月期は39億円の黒字なのに、2019年3月期は-12億円です。

昨年は仮想通貨バブルが弾け、coin checkやZAIFでの流出事件があり、仮想通貨自体が大幅な下げトレンドになったからしょうがないですね。
取引所であるビットポイントは、取引手数料で利益を上げていますから、下げトレンドになって投資家が仮想通貨から離れてしまうと利益をあげることが出来ません。

長い下げトレンドから、ようやく2019年6月になって、ビットコインが100万に復帰し、

仮想通貨に春が戻ってきたか?
投資家が戻ってきたか?
リミックスポイントに利益が戻ってくるか?

その期待からか、ジワジワと株価が上がっていたのに、出鼻を挫く形で流出が発生してしまいました。

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株価と見る、時系列

2018年5月

仮想通貨フィーバーにより利益が拡大。
株価は大きく値を上げる。
1843円

2018年6月

関東財務局から業務改善命令を受ける。
これにより大幅な下げトレンドに。

2019年2月15日

赤字転落が発表されストップ安となる。
292円

2019年6月28日

業務改善命令が解除される。
ビットコインが上向きなのもあり、期待で上昇。
505円

2019年7月12日

仮想通貨の不正流出が発覚。
ビットポイントのサービスが全て停止。
その結果、2連続ストップ安に。
241円

今後の株価と業績

稼ぎ頭であるビットポイントが稼げない状態です。せっかく、業務改善命令をクリアし、ビットコインが上がってきたのに…
自ら稼ぐチャンスを潰してしまいました。

また流出対応としてユーザーへの補償、システムのセキュリティ強化対応のため、特別損失が36.7億になると発表されました。

お金が減る一方ですね。
それを補えきれるほど、他の事業が育っていないので、かなり厳しい状況です。

またセキュリティ面を強化しても、一度流出を起こしたという事実は変えられないので、ユーザーが戻ってくるとも限りません。

なんらかの手を、広告戦略などを打って、ユーザーのネガティブな気持ちを解消していく必要もあます。
前例であるコインチェックは、マネックスが買収というウルトラCでこの問題を解決しましたが、ビットポイントがそれを解消するには時間が必要と思われます。
そのため来年度も赤字が続くと思われます。

また仮想通貨は投資ではなく、投機として見られています。リスクを大きく含んでいるため、国が問題視して規制することもあり得ます。
そうなっては、そもそも稼げる事業ではなくなります。

出典元:リミックスポイント

また気になるキャッシュ状況ですが、2019年3月時点で64億あります。今回の流出対応で半分以上が消えます。
現時点ではまだまだ倒産リスクは無く、大丈夫かと思いますが、来年度以降はキャッシュ面でも厳しそうです。
倒産リスクを検知するために、今後は四半期ごとの財務状況に注目です。

仮想通貨事業には良い面もあります。それは利益率の高い事業ということです。
コインチェックの流出の際も、たった資本金1億の会社が数百億円の補償金をユーザーに出来たことに多くの人が驚いたかと思います。
なぜそのような事が出来たのか?それは高い利益性があったのです。

よって、信頼を取り戻し、また投資家をビットポイントに呼び戻せば一気に回復する可能性も持っていると思われます。

総評としては、倒産リスクも抱えており、まだまだ株価は下がると思います。
仮想通貨に夢を見て、インするのもよいかもしれませんが、当分静観で良いと思います。

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まとめ

仮想通貨銘柄は、仮想通貨と同じようにジェットコースターのように動きます。バイオ株にも言えますが、信用取引はせず現物にて対応するのが良いと思います。

  • 仮想通貨事業は高い利益性がある
  • 仮想通貨事業が復活には必須
  • 仮想通貨銘柄はハイリスクハイリターン
  • キャッシュ(体力)が尽きるリスクもあり、立て直しが急務

堅実に行くなら、高配当株がやはりオススメです。もし株価が下がっても、配当目当ての買い支えもあり、マイナスを配当で補填もできますから、精神衛生上も楽ですよ!

國重惇史氏のFacebook投稿(更新箇所)

住友銀行役員、楽天証券副会長、リミックスポイントの代表取締役をつとめた國重惇史氏が、2019年8月30日に突然過去の不正に対する懺悔をFacebookへ投稿。

あまりに内容がぶっ飛んでいるので、真偽も不明です。

この投稿の影響により、PTSにてリミックスポイントの株価が大暴落を招き、一時は145円を記録しました。2019年9月2日時点は191円。

投稿から不正を臭わせるような記載があります。それが真実でありリミックスポイントがなんらかの不正を実施していた場合、PTSの暴落のようなことが今後起こる可能性があります。本件、続報が入り次第追記したいと思います。

betmob

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  • この記事を書いた人

kiyo

2018年から投資が趣味に加わりました。なお華の2018年年始参戦の出川組です。鋼のメンタルを武器に、含み損を取り返し 投資で1億の財産形成を目指します。趣味は投資と子連れ旅行!ブログでこれらを発信してきます。※株について考察を行っていますが、最終的な投資決定はご自身の判断(自己責任)でお願いします。 →詳しいプロフィール

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