地銀はオワコンといわれ続けており、投資家からは人気がありませんが実際の業績はどうなるのでしょうか?
今回はめぶきFGの今後の業績、株の買い時、将来性、倒産確率、今後も配当が続くのか?、掲示板やTwitterでの口コミ、などをまとめ考察してみたいと思います。
基本情報
先ずは、めぶきFGの基本情報を見ていきましょう!
会社名 | めぶきFG |
業種 | 銀行 |
会社概要 | 銀行(常陽銀行、足利銀行)、証券など |
売上 | 131,000百万円(前年比-9.5%) |
当期利益 | 46,000百円(前年比-10.5%) |
PER | 7.5倍 |
PBR | 0.27倍 |
ROE | 3.88% |
ROA | 0.18% |
自己資本比率 | 4.3% |
現在株価 | 257円 |
株主優待 | カタログギフト |
配当(利回り) | 11円(4.28%) |
※2022年3月16日時点
めぶきFDは地銀3位の規模であり、足利銀行、常陽銀行で構成されていまます。
地銀銘柄は万年格安指標となっていますが、めぶきFGもPER,PBRともにかなり低い値となっており、指標だけを見ると買いたいくなる値ですね。
また高配当、優待もあるので、その点も魅力的です。
業績
そもそもめぶきFGは銀行ですので、銀行業、証券がメインの事業となっています。
業績を見ていくと、2016年に売上が急増していますが、これは足利銀行と統合したためです。
統合にて急増しましたが、それを除くと売上、利益は安定は安定はしていますが右肩上がりに成長は出来ていないのが現状です。
将来性
地銀は地方企業に融資、貸付するのがメンイ事業ですが、伸び悩み状態となっています。
そのため違う事業の開拓が必要であり、めぶきFGもビジネスモデルの改善に力を入れているます。
会社の成長戦略では、法人、個人向けのコンサルティング事業と証券事業の強化を謳っています。(証券業については、預り資金も徐々に増えています)
またメガバンクでもATM、銀行窓口業を縮小がとりだたされていますが、めぶきFGも同じです。
窓口を縮小し、ITによる業務効率化、新たなサービスの提供が急務となっています。
キャッシュフローと倒産確率
キャッシュフロ-
稼ぐ力である営業CFは右肩上がりとなっています。
気になる点としては、会社として新規事業開拓やITへの投資が必要となるはずなのですが、投資CFが低いというところです。
倒産確率
直近において、現金・現金等価物が潤沢にあるため倒産リスクはありません。
株価チャート
長期目線で見ると、一時は500円程あった株価はずるずると下がって、今では株価は200円~300円のレンジ相場となっています。
短期目線で見ても、コロナショック後、情勢不安などがあり、一時は200円を割りましたが、反発して250円まで反発しています。
しかし、まだまだ指標値上は格安指標であることには違いありません。
配当金
配当利回りは約4%となっています。
配当は比較的に安定しており、配当性向をみてもまだまだ増配の余地はありそうに見えます。
株主優待
配当だけでも魅力的なのですが、なんと優待(カタログギフト)まであります。
口コミを見る限りカタログギフトの中身も投資家からの評価は高そうです。
内容 | 株数 | 備考 |
カタログギフト 2500円分 | 1000株以上 | 1年以上で保有 |
カタログギフト 4000円分 | 5000株以上 | 同上 |
カタログギフト 6000円分 | 10000株以上 | 同上 |
Twitter、掲示板の反応、口コミ
地銀は多くの投資家から人気がありませんが、地銀の大手であること、まだまだ株価が低空位にあることから、「買い」であると判断している声が多いように見えました。
まとめ
- 売上、利益は安定
- 業績成長は不透明
- 株価は格安指標値
- 配当、優待で高利回り
高配当、優待銘柄であり、株価が格安指標であることから、3月の権利日落ちに購入を検討したいと思っています。
地銀の未来は明るくないと思いますが、メガバンクやネットバンクが地銀を買収し、統合が進むと個人的には思っています。
そうなれば、キャピタルゲインも狙えるので、注目されていない今のうちに少しずつ購入をしていきたい銘柄かなと思います。