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個別株

【業績安定】どうなる日本取引所グループ(8697)今後の株価、業績を予想

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東証を運営しているJPX(日本取引所グループ)ですが2021年に3000円からピークアウトし、下落しています。

今回はJPXの今後の業績、株の買い時、将来性、倒産確率、今後も配当が続くのか?、掲示板やTwitterでの口コミ、などをまとめ考察してみたいと思います。

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基本情報

先ずは、JPXの基本情報を見ていきましょう!

会社名JPX
業種証券取引所
会社概要現物取引、ETF、REITなど
売上131,000百万円(前年比-9.5%)
当期利益46,000百円(前年比-10.5%)
PER25.9倍
PBR3.91倍
ROE16.59%
ROA0.08%
自己資本比率0.5%
現在株価2,247.5円
株主優待クオカード
配当(利回り)53円(2.36%)

※2022年2月18日時点

日本取引グループは東証やJASDAQ、マザーズなどの現物取引所、先物取引が可能なデリバティブ市場などを運営している会社ですね。

会社規模としては世界3位を誇っています。証券取引所という競合会社がなく、他社比較が出来ないので、株価の適正値がなかなか見極めにくい銘柄と思っています。

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業績

そもそもJPXはどうやって稼いでいるのでしょうか?JPXには大きく3つの収益モデルがあります。

①上場企業から上場料金(年間上場料、追加手数料)を得る

②証券会社から取引参加料、手数料を得る

③情報ベンダーに情報配信すること料金を得る

出典元:JPX

①、③は比較的安定した収入モデルとなっていますが、②については株取引の出来高がないと収益が思わしくない時もあります。直近においてはデリバティブ市場の取引が減少しており、収益性が悪化しています。(デリバティブ以外は比較的安定)

なお通期業績を見ると、安定した売上、収益を上げていることがわかりますね。

出典元:マネックス証券

将来性

JPXはストックビジネスです。

上場する企業が増えればその分収益があがります。近年はIPOが盛んでしたので、今後も継続的に上場する企業が増えればゆっくりと成長していくものと思います。

出典元:JPX

近年は投資家が増加していますが、日本株投資家ではなく、米国株投資家が増えているように感じます。

米国株の方が成長性があり、リターンが期待できるからですね。取引手数料もJPXにとっては収益の要ですが、投資家が増えなければ収益の伸びが期待できません。

また岸田内閣が打ち出す政策が、投資家に優しくない政策ばかりなので、日本株投資家が増えるのはなかなか難しい状況であります。

出典元:JPX

昨年までは日銀がETFを積極的に購入していましたが、今年は消極的になっています。岸田内閣政権が続く限り、JPXの業績成長は難しいと考えています。

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キャッシュフローと倒産確率

キャッシュフロ-

システム開発などにより定期的に投資CFが高まる時期がありますが、フリーCFも右肩上がりであり、財務的には問題ない状況です。。

出典元:マネックス証券

倒産確率

直近において、現金・現金等価物が潤沢にあるため倒産リスクはありません。

株価チャート

岸田内閣発足に伴い、大きく株価が下がっています。発足前は3000円代でしたが、ずるずると下がっており、2000円代前半となっています。

株価下落の原因としては岸田内閣の問題以外にも、直近はウクライナ問題もありますので、市場が不安であることも一因でしょう。

月足で見ると、長期的にも右肩上がりの株価であったことがわかりますね。

利回り、優待も考慮すると、買い目を狙っていきたいところです。

配当金

配当利回りは2.36%となっています。

配当は年によってはバラバラですね。45円以上はここ数年はキープしていますが、増配したり、減配したりを繰り返しています。

出典元:マネックス証券

また配当性向も高めなので、安定した配当は期待は出来そうにはありません。

株主優待

配当だけでも魅力的なのですが、なんと優待まであります。しかも3年保有でか拡充までします。しかも4倍です。これは単純にすごいですね。

内容株数備考
クオカード 1000円分100株以上1年以上で2000円、2年以上で3000円、3年以上で4000円

Twitter、掲示板の反応、口コミ

寡占事業であること、ピークから大幅に下がってきていることから買い場を狙っている人が多かったです。

まとめ

  • 売上、利益は安定
  • 業績急成長は望めない
  • 事業は寡占
  • 配当、優待で高利回り

配当は不安定ではありますが、直近の最低配当である45円想定と優待3年保有で合計100株あたり合計8500円も貰えます。利回りでいうと約4%です。

また業績は急成長はしないですが、ライバル企業がいない寡占事業であるため、安定した売上を今後も続けてくれると思います。

そういった観点では、長期的に100株ずつ家族で保有していきたい銘柄かなと思っています。

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  • この記事を書いた人

kiyo

2018年から投資が趣味に加わりました。なお華の2018年年始参戦の出川組です。鋼のメンタルを武器に、含み損を取り返し 投資で1億の財産形成を目指します。趣味は投資と子連れ旅行!ブログでこれらを発信してきます。※株について考察を行っていますが、最終的な投資決定はご自身の判断(自己責任)でお願いします。 →詳しいプロフィール

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