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【新事業で復活?】どうなるミクシィ(2121)今後の株価、業績を予想

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SNSのmixiが下火となり、モンストで復活したミクシィですが、株価の下落が止まりません。

そんなミクシィの今後の業績、株の買い時、将来性、倒産確率、掲示板やTwitterでの口コミ、などをまとめ考察してみたいと思います。

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基本情報

先ずは、ミクシィの基本情報を見ていきましょう!

会社名ミクシィ
業種サービス
会社概要スマホゲーム、SNS、スポーツ事業
売上105,000百万円(前年比-12.0%)
当期利益2,500百円(前年比-84.1%)
PER59.5倍
PBR0.79倍
ROE8.52%
ROA7.36%
自己資本比率83.2%
現在株価2,006円
株主優待なし
配当(利回り)110円(5.48 %)

※2021年12月1日時点

株価が下落しているミクシィですが、モンストで一世風靡をしましたが直近の売上、利益ともに減少しており、業績としては芳しくない状態に見えますね…。

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業績

セグメント構成としては、3つの事業に分かれています。

モンストなどスマホゲームのデジタルエンターテイメント事業と競輪などのスポーツ事業、そしてSNSのライフスタイル事業です。

デジタルエンターテイメント事業以外は赤字となっています。それにしても、デジタルエンターテイメントの利益率が凄いですね。

出典元:マネックス証券

通期業績においては、一世風靡をしたSNSであるミクシィがfacebookなどにシェアを奪われて衰退し、2014年までは長らく低迷していましたが、スマホゲームのモンスターストライクが大当たりして業績が急上昇しました。

しかしながら、直近においてはモンストも下火になってきており、売り上げ、利益ともに下がってきている状態です。

出典元:マネックス証券

将来性

モンストはまだ稼ぎ頭ではありますが、それが下火になってきているため、次の新規事業作成に力を入れています。

それはスポーツ事業です。決算報告書にも、一番上に掲げている目標となっており、力の入れ具合がわかりますね。

出典元:mixi

スポーツ事業は種目としてはオートレースもありますが、何より力をいれているのは競輪です。

既存ビジネスモデルとは違い、単に競輪場に行ってギャンブルをしてもらうものではありません。

決定な違いはエンターテイメント性です。

選手の入場時は光や音楽、ダンスなどを取り入れた演出を強化、食事の充実など、まるでロックフェスのようなエンターテイメント性があるものとなっています。

いままではギャンブルをしない人にとっては興味がない対象であった競輪ですが、エンターテイメント性を強めることで今まで来なかった人を呼び込む狙いがあるようです。

出典元:mixi

また実際に競輪場に行かなくてもオンラインにて競輪を楽しめるサービスも提供しています。

このオンラインサービスにおいても、お金を使わなくても、スマホゲーム感覚でだれもが楽しめる工夫がなされています。


出典元:mixi

このスマホゲーム感覚というのがキーポイントで、ミクシィはスマホゲームであるモンスターストライクで培ってきたノウハウがあります。

そのノウハウをこの競輪事業、スポーツ事業にも活かしているのです。

スマホゲームのようにタダで最初は楽しんでもらって、新規でファンを獲得し、コアなファンになってもらいお金を落としてもらうモデルですね。

現状の利用者は50代男性がメインのようですが、若年層にまで波及し、ファンが獲得できれば大きな市場になりそうですね。

出典元:mixi

現状は売り上げは伸びていますが、サービス開発などのコストによりまだ赤字となっています。

まだまだ事業を育てているフェーズということです。

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キャッシュフローと倒産確率

キャッシュフロ-

モンスターストライクが低迷していることから営業CFは落ちこんでいます。

また直近においてはスポーツ事業に積極的に投資しているため、フリーキャッシュフローも一時的マイナスになっています。

出典元:マネックス証券

倒産確率

ミクシィはキャッシュリッチな会社です。

直近において、現金・現金等価物が潤沢にあるため倒産リスクはありません。

株価チャート

直近は決算にて今期の業績を下方修正しています。

モンスターストライクが計画未達、競輪事業のユーザ拡大も未達となっており、下落が加速している状態です。

また長期的には、モンストのピークアウトから株価も下降トレンドへとなっています。

配当金

配当利回りは5.4%と高配当銘柄となっています。

モンスターストライク事業で稼いだキャッシュを株主還元をしているようです。

このまま配当を維持するには、モンスターストライクの次ぐ第2の成功事業の創出が必須となります。

出典元:マネックス証券

株主優待

優待はなし

Twitter、掲示板の反応、口コミ

スマホ事業しか稼げていない点、黒字化していない競輪事業を差し置いてJリーグの東京FCの買収とスポーツ事業の急拡大を実施していることから、会社の成長性には疑問符がついているユーザが多いように見えました。

まとめ

  • 売上、利益ともに伸び悩み中
  • モンストの利益率が高い
  • スポーツ事業は赤字
  • 高配当である

会社が掲げるスポーツ事業(競輪)が成功すれば、そのノウハウを横展開しオートレース、サッカーに拡大できるので業績は飛躍的に上昇すると思います。

しかし、現状は成長段階であり、会社の想定通りの成長シナリオとなるかは不透明です。

成功すれば、モンスターストライク成功により株価が急上昇したと同様のことが起きるので、爆発力がある銘柄であると思っています。

そのため、管理人としては落ちるナイフが止まった段階で100株は仕込んでみたいと思っています。

現状はキャッシュリッチであるため、配当も数年は維持すると思っていますので!

betmob

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  • この記事を書いた人

kiyo

2018年から投資が趣味に加わりました。なお華の2018年年始参戦の出川組です。鋼のメンタルを武器に、含み損を取り返し 投資で1億の財産形成を目指します。趣味は投資と子連れ旅行!ブログでこれらを発信してきます。※株について考察を行っていますが、最終的な投資決定はご自身の判断(自己責任)でお願いします。 →詳しいプロフィール

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