低年齢の子供(赤ちゃん、幼児)を連れて旅行をすると、突然機嫌が悪くなり、泣き出したりとぐずり対応が大変ですよね。
など思って、遠出の旅行が出来ない家庭もあるのではないでしょうか?
大丈夫です。
私の子供は2歳児ですが、0歳児のときから毎年夏休みには沖縄に行っています。
7時間強のフライトを乗り越えてハワイにも行ってます。(当時は1歳児でした)
また夫婦共に実家が住んでいる関東から離れているため、帰省も飛行機移動です。
このように長距離移動、旅行をしまくっている、私がオススメする子供のぐずり対策方法と持ち物を紹介したいと思います。
いつから旅行デビューする?
旅行は乗り物に数時間乗って移動が避けられません。ずっと座り続ける必要があるため、それだけでも乳児にとっては大きな負荷です。
少なくともチャイルドシートがない乗り物(自家用車、レンタカー以外)で旅行をするのであれば、首が座らない子を連れていくのは避けた方がよいでしょう。
首が座っていないと、乗り物の揺れなど身体への負荷が首が座っていない子に比べて大きいです。
そのため個人差はありますが、首が座った生後5、6か月からを目途に旅行にチャレンジするべきだと思います。(私も生後6か月の子を連れて、宮古島に旅行に行きました!)
「たった5か月で旅行なんて…」と思われるかと思いますが、しっかり旅の準備をしておけば、そのぐらいの年齢でも大丈夫ですよ。
移動手段は飛行機がオススメ
対策をする前に、移動手段について整理したいと思います。
新幹線やバス、自家用車など移動手段は複数ありますが、ある程度の遠地に行くならば、飛行機がオススメです。
理由簡単です。所要時間が一番短いからです。
子供はずっと席に座り続けるのが苦手です。自家用車なら他人と同席することはないので、気を使う必要はないですが、何時間もじっとはしていられないと思います。
他人に迷惑はかかりませんが、長時間子供のぐずりと格闘すると大人が疲弊してしまいます。そのため目的地に着いたら、疲労困ぱいで初日を棒に振ってしまいます。
飛行機なら最短で目的地に着きますし、ぐずりと格闘する時間も短いです。
また空港には子供が遊ぶスペースがあり、搭乗する直前まで思いっきり遊ばせることで子供の機嫌が良くなり、かつ体力を消費させることが出来るというメリットもあります。
逆に避けなければいけないのは、バス移動です。子供が動くスペースがないので、ぐずる確率は非常に高いです。またぐずったら新幹線や飛行機のように抱っこしなが歩いてあやすことも出来ません。
逃げ場がないので、他の同乗者から長時間白い目で見られてしまいます。小さい子供を連れて旅行する場合は、絶対に避けましょう。
ポイント
移動時の対策
移動手段として、飛行機を採用した場合を例にとって対策を見ていきましょう!(一部対策は、新幹線、自家用車移動にも流用出来ると思います)
座席の選び方
飛行機を利用するのならば、必ず事前に座席指定をしましょう。
また席を選ぶなら、足が伸ばせてオムツ台付きトイレが近い最前列の席がよいです。すぐにトイレに行けるのと、トイレ付近はスペースがあるので、立って抱っこしながら子供をあやすことが出来るからです。
なお非常口近くの席は足元が一番広いですが、子供連れは予約が出来ません。該当席は、緊急時に脱出する際に補助をしなければいけません。子連れでは、緊急時にそんな余裕はありませんのでNGです。
新幹線でも同様の考え方を適用し、デッキに1番近く、足元が広い、車両の先頭席が良いです。
子供席の購入は必要?
また子供が席予約する必要がない年齢であれば(子供を膝にのせ、夫婦分しか席を確保しない場合)、飛行機後方の2席しかない列を予約するのもありです。
真横に誰もいなければ、他人を気にして対応するストレスも多少は軽減することが可能です。
移動中は寝てもらう
空港にはキッズスペースが設けられいるところが多いです。搭乗する直前まで思う存分遊んでもらい、機内では疲れて寝てもらう作戦が一番楽です。
おもちゃで遊ぶ
眠りそうになければ、おもちゃで遊んでもらいましょう
シールブック
シールブックは安いし、持ち運びが楽なので機内で遊ぶには良いおもちゃです。特にオススメは、ブックオフに売っているシールブックです。108円と安価でかつクオリティーも高いです。安価なので、不要になったら旅先で捨てれるのも良い点です。
絵本
普段お家で読んでいる「絵本」や「幼児雑誌のめばえ」などを持っていき読み聞かせるとよいです。旅用に新しい本を購入していくのもいいですね。ダイソーなどにも安価な絵本が売っているのでオススメです。
機内で貰えるおもちゃ
小さい子供を連れていると、機内にてCAさんからおもちゃが貰えます。折り紙、風船、パズルなど時期によって違ってきますが、このおもちゃを有効活用し、子供を遊びに集中させましょう。
機内で貰ったおもちゃの中で、1番良かったのはシールブックです。またシールブックかよっと思われるかと思いますが、シールブックは対子供用兵器として最強です。
上記以外のおもちゃでも、子供がいつも遊んでいるお気に入りのおもちゃがあればそれを持っていきましょう。
もちろん、他の乗客に迷惑が掛からないよう機内に持ち込むおもちゃは、コンパクトで音が出ないおもちゃを選びましょう。
食事orおやつをあげる
食事やおやつを与えてお腹を満たしてあげると、眠気を誘うことが出来きます。搭乗前に遊んで疲れているなら、相乗効果が期待出来ます。
その他注意事項
飛行機離陸時に気圧差の影響で、耳がキーンとなりますよね。
大人は自分で耳抜きが出来ますが、小さな子供は出来ないので代わりに飲み物や授乳をして解消してあげましょう。(おしゃぶりでも可能)
耳鳴りが原因で泣く子も多いので、しっかり対処しましょう。
ホテル滞在時の対策
ホテルを選ぶポイント
子連れ旅行ではホテルの部屋選びも重要です。間取りによっては滞在中の快適度合いが雲泥の差になります。
寝室とリビングが分かれていること
子供は親より早く寝ます。よくある寝室しかないタイプの部屋では、子供が寝た後は息を殺してスマホを弄るくらいしか夫婦ですることがありません。
折角の旅行なんですから、子供が寝た後に夫婦でゆったり過ごしたいですよね。そのため、寝室は別室となっているタイプの部屋を選ぶべきです。
長期滞在ではコンドミニアムを選ぶ
コンドミニアムタイプにはキッチンが付いており部屋も広めです。キッチンがあると離乳食を作るのに便利ですし、部屋が広いと子供が伸び伸び遊べるので長期滞在する場合はオススメです。
ホ手ル内、近辺にショップがある
幼児の場合、オムツや離乳食など荷物がかさばってしまします。また不足した場合、買い出しに行かなければいけません。ホテル内、近辺にそういった生活用品が購入出来るお店があれば、非常に便利です。
ミキハウス認定の宿を予約する
ミキハウスが子連れでも安心して宿泊できるホテル、旅館などを認定し、まとめているサイトがあります。先ずはこのサイトで目星をつけるのが良いと思います。
おもちゃで遊ぶ
ホテル内の場合、飛行機移動中とは違い、ある程度は音を出すことが可能です。部屋遊び用にそういった類のおもちゃを持って行くのがよいと思います。
私のオススメは以下のおもちゃです。
ベネッセ たんたんたいこ
童謡やクラシックなどの有名曲が収録されていて、それにあわせてタイコを叩いて遊ぶおもちゃです。タイコをたたかなくても音楽を流すだけでも楽しんでくれるはずです。
ピープル やりたい放題スマート
以下12種類ものいたずらが楽しめる知育玩具です。なによりもコンパクトで持ち運び易いのがいいですね。
●スライドスマホ画面
●音声まで本物そっくりスマホホームボタン!
●あけてつまんでひっぱっておしりふき
●せんたくバサミ
●せんたくもの
●郵便ポスト
●郵便ポストダイヤル
●ドアピンポン
●カギ
●ブラインド
●水道
●コンセントプラグ&タップ
SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB12
スマホに入っているアンパンマンの曲などを流すのに使っています。また子供用途だけではなく、夫婦で音楽鑑賞するのにも良いですね。旅先でも手軽に持ち運び利用できるサイズなので重宝しています。
もちろん移動中に利用したシールブックも併用してもOKです。
まとめ
どうでしょう?遠くへ旅行に出掛けられそうでしょうか?この記事が旅行を諦めていたパパ、ママの助けになったなら幸いです。
- 遠地へ旅行は首が座ってから
- 遠地への移動は飛行機がオススメ
- 機内の席は、子供の世話がしやすい場所を確保する
- 機内で遊ぶおもちゃはシールブックがオススメ
- ホテルは間取りが最重要
- ホテルでは音が出るおもちゃも利用
また紹介した対策以上に、当たり前のことではありますが、子連れで公共交通機関に乗る際は他客への気遣い、配慮は忘れないようにしましょう。
残念ながら泣いていても子供をあやさず放置する親も少数ですがいますので…
次は更に難易度を上げて、夜出発、7時間強の長時間フライトであるハワイへの飛行機移動対策について、詳しくまとめたいと思います。