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個別株

【投資先も急落】どうなるソフトバンクグループ(9984)今後の株価、業績を予想


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コロナショックと投資先であるweworkの価値が大幅に低下したことにより、ソフトバンクグループは15年ぶりの大幅な赤字となることが判明しました。

今回はなぜこのような事態に陥いったのかを時系列で整理し、ソフトバンクビジョンファンドとは?今後の株価、業績、倒産確率、買い時について解説したいと思います。

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基本情報

先ずは、ソフトバンクグループの基本情報を見ていきましょう!

会社名ソフトバンクグループ
業種IT企業グループ(時価総額国内2位)
会社概要ソフトバンク、ヤフー(通信事業)、スプリント(米モバイル)、アーム(プロセッサー)、ビジョンファンド
売上(予想)6,150,000百万円
営業利益(予想)-1,350,000百万円
PER-10.6倍
PBR1.24倍
ROE22.04%
ROA4.20%
自己資本比率21.1%
現在株価4,608円
株主優待なし
配当(利回り)44円(0.95%)

※2020年5月1日時

時価総額が国内2位の巨大企業です。孫さんの対応が何かとニュースになることが多いですが、日経平均を牽引銘柄の筆頭であり注目されている銘柄であります。

注目されているので海外投資家、ファンドなんどからも買われていますね!

事業は日本国内ではソフトバンク、ヤフーの通信事業、海外では買収したアメリカの通信会社のスプリント、イギリスのプロセッサー会社のアームなどを傘下においています。

そして何より注目なのが、ソフトバンクビジョンファンドという投資会社です。この会社が今回の大赤字の原因なのです。

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ソフトバンクビジョンファンドとは?

今回の主役であるソフトバンクビジョンファンドとは?を解説したい思います。

簡単に言えば世界にある伸びそうなベンチャー企業に投資するという、エンジェル投資をしている会社であります。(株式市場に上場する前に投資している銘柄が多い)

投資先の有名どころとしては、ライドシェアのUber、コワーキングスペースのWeWork、インドのホテル不動会社OYO、開発者コミュニケーションツールSlackなどがあります。

出典元:ビジョンファンド

様々な有名投資先がありますが、その投資もあまり結果につながっていないことが今回の赤字へとつながりました。

Uber        →  上場するも公募割れ、業績赤字

Wework   →   年間2000億円の赤字経営

OYO        →     ヤフーとOYO LIFEの提携解消

なおソフトバンクといえばアリババへの投資も有名ですね。アリババも早い段階で購入しているので、大幅な黒字では?と思う人いるかと思いますが、これはソフトバンクビジョンファンドが投資しているのではなく、ソフトバンクグループ自体が株を保有しています。

ソフトバンクグループは投資会社ではないのでアリババ株の含み益などは営業利益には載ってきません。(ビジョンファンドは投資会社なので含み益なども営業利益に載ってくる)

株価と見る、時系列

暴落(下落)の流れを株価の推移と投資先の会社の情勢とともに見ていきましょう。

2019年5月10日

投資先のUberがニューヨーク証券取引所に上場。

初日にて7.62%も下落するという新記録を樹立。この下落は一日で約680憶円の損失と推測されている。

なおUber自身も7年間連続の赤字である。

株価:5285円

2019年9月

IPOを控えていた投資先であるWeWorkにて創業者のアダム・ニューマンが上場前に株式の売却を行ったことが判明。

これによりもとよりあったWeWorkへの不信感が増加。

またWeWorkの業績は赤字続きであり、1時間あたり約3000万円も赤字を垂れ流している状態であるとも報道。

一時は時価総額5兆円などもてはやされたされたが、WeWorkはITテック企業ではなく、ただの場所貸し会社であり、時価総額は2兆円程度もしくは、価値はほとんどないといわれれる状態にまで陥っている。

株価:4240円(先月比で-12%以上の下落)

2020年11月6日

ソフトバンクグループの7月~9月期決算にて、WeWork問題により赤字であることを発表。

孫さん自身が創業依頼の大幅な赤字であると説明。

株価:4226円

 

2019年12月17日

OYOとヤフーが提携し展開していたアパートメントサービス「OYO LIFE」だが、OYOとヤフーが提携を解除されたことが判明。

OYOはビジョンファンドが投資しているが、インド本国ではオーナーからの訴訟が絶えない企業であり問題、課題がある。

株価:4607円

2020年1月~

コロナが世界的に広がりを見せ、情勢不安から株価が下がりだす

株価:2610円(最大下落時)

2020年4月1日

T-Mobile USは、スプリントを吸収合併すること発表。

スプリントの株主はビジョンファンドだが、T-Mobileの株主はドイツテレコムである。

2社の合併会社の筆頭株主はドイツテレコムであり、ソフトバンクグループの連携対象からは外れている。スプリントはソフトバンクが筆頭株主のまま。

なおこれによりスプリントの株価は上昇。

株価:3768円

2020年4月2日

ソフトバンクがWeWorkの公開買い付け(TOB)30億ドルを中止とすることを発表。

これによりWeWork経営陣は対抗措置として訴訟を検討していると報道もあり、ソフトバンクとの対立が表面化。

株価:3732円

2020年4月13日

通期業績の下方修正を発表。

売り上げ:約6兆憶円
営業損益:約1兆3500憶円
最終損益:-7500憶円

株価:4420円

2020年4月30日

WeWorkの経営悪化、コロナウイルスの状況を踏まえ、通期業績の下方修正を発表。

最終損益:-9000憶円

株価:4608円

2020年5月4日

WeWork創業者のアダム・ニューマンがソフトバンクグループを公開買い付けを実施しないことに対して権力氾濫用と評しで提訴。

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業績

2019年3月度は2.3兆円もの営業利益を出していましたが、WeWork問題、コロナ問題により今年度は大幅赤字となる予想です。

出典元:マネックス証券

四半期業績においてもWeWork問題が表面化した2Qから業績が急落しています。

WeWorkの立て直し策として、WeWorkの不採算子会社の清算、SBGから資金の注入、不動産経営のプロであるサンディープ・マサラニをCEOに据えるなどを挙げています。

その立て直し案により3Qは復活の兆しが見えたかと思いきやのコロナ問題勃発です…。

出典元:マネックス証券

WeWorkはコワーキングスペース事業です。コロナにより自宅テレワークが推奨されているご時世なので、再建中の身としては大きな逆風です。

Uberも車で外出する人が激減しているため業績が悪化しているものと思われます。(Uber Eatの売上は伸びているが、全体比率においては構成比が少ない)

またビジョンファンドが投資しているのはベンチャー企業が多いです。ベンチャー企業は資金面において体力がありません。

このコロナウイルス問題にて倒産する企業も出てくるのでは?という危惧があります。

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キャッシュフローと倒産確率

キャッシュフロ-

稼ぐ力である営業CFは右肩上がりで伸びていますが、投資CFもどんどん拡大しています。

稼ぐ力を伸ばすために、お金を借りてM&Aや投資することを繰り返しています。

そのため数兆円規模での自転車操業をソフトバンクグループは行っているとも表現されます。(有利子負債20兆円規模)

出典元:マネックス証券

倒産確率

有利子負債が20兆もあり、今期は赤字が9000億円もありヤバい状態のか?倒産するのか?と思われるかと思いますが、直近倒産はしません

なぜならばアリババなどの多額の含み益を抱えた株を大量に保有しているからです。

巨額の含み益を抱えているため、万が一の際はアリババなどの株を売ればしのぐことが可能です。(アリババはコロナ問題時も株価は堅調に推移)

現に2020年3月に資産を売却し最大4.5兆円の現金を確保すると発表しています。

規模が違いますね…。9000億の赤字はまずい状態ではありますが、まだまだ体力としては余裕がある状態なのです。

今後の株価

株価チャート

コロナ問題にて一時は2610円まで落ち込みましたが、Vの字回復をしています。

これは日銀のETF買い、自己株式取得の発表および実行が影響したものと思われます。

なお自社株買いは最大2兆円規模で実施するとのことなので、直近においては株価の底はかなり厚く、大幅な下落はないと思われます。

そのため3000円代であれば積極的に購入していってもよいかなと思います。

配当金、株主優待

配当利回りは0.95%であり、そこまで力は入れていません。決算の発表などを見るとSBGの株価を上昇させることに力を入れていることが読み取れます。

そのためAmazon株などのように配当は無いが恒久的に株価が上がり続けるとの思惑で購入するならば良いですが、私のように高配当株戦略を取っている人には向かない銘柄ですね。

出典元:マネックス証券

なお、ソフトバンクグループには株主優待制度はありません。

まとめ

  • コロナショックとWeWork問題のダブルパンチ
  • 直近の倒産リスクはない
  • 有利子負債は沢山ある
  • コロナ影響により投資先が倒産する可能性もあり

ソフトバンクグループはIT企業ではありますが、実際は投資会社です。

アリババに投資し成功した経験、実績があり、その利益を担保にM&Aやエンジェル投資を行い更なる利益を拡大させ、連なって負債もさらに拡大しています。

孫さんは世界で戦う企業を目指しているようですが、一般投資家としてはこの絶妙なバランスがいつ崩れるのかを注目する必要があります。(投資先の選定ミス、孫さん後継者問題など課題、リスクは多い)

適宜更新箇所

2020年3月期決算

5/18に3月期の通期業績を発表。4月のは下方修正よりもさらに損益が悪化したことを報告。

なお業績以外にもアリババの創始者であるジャックマーがSBGの取締役から退任、アリババの株を元に約1兆2500憶円を調達、Tモバイルの株約2兆11460憶円分を売却する計画も判明。

自社株買いによる買い支えはありますが、大量の現金を用意する必要があるということを考えると厳しい状況であることは明白です。

売り上げ:約6兆憶円
営業損益:約1兆3640憶円
最終損益:-9615憶円

株価:4494円

2020年6月24日

Tモバイルの2憶株を売却することを発表。売却額は2兆円規模にもなり、WeWorkの損益補填や自社株買いに充てていくものと思われます。

なおこの売却により、アメリカの通信事業から撤退するというネガティブな見方もあります。

株価:5,533円(前日比+3%)

2020年7月13日

ソファーグループは傘下の半導体会社ARMの売却及びIPOを検討していると発表。ARMは2016年にソフトバンクグループが320憶ドル(約3兆4300億円)で買収している。

Tモバイル同様に売却資金は自社株買いに充てていくものと思われます。

株価:6443円(前日比-1.4%)

 

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  • この記事を書いた人
kiyo

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2018年から投資が趣味に加わりました。 なお華の2018年年始参戦の出川組です。 鋼のメンタルを武器に、含み損を取り返し 投資で1億の財産形成を目指します。趣味は投資と子連れ旅行!ブログでこれらを発信してきます。 →詳しいプロフィール

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